レンジ画像(Range image)

レンジ画像とは、3D LiDARスイープの2D投影である。回転式LiDARの場合、自然な投影は円筒状であり、各列が方位角に、各行がレーザーリング(高度角)に対応し、各ピクセルは測定された深度を(しばしば強度とリングインデックスと共に)格納する。方位角 ϕ\phi と高度角 θ\theta を持つ点は次のように写像される。

(u,v)=(ϕ2πW,  θθminθmaxθminH)(u, v) = \left( \left\lfloor \frac{\phi}{2\pi} W \right\rfloor,\; \left\lfloor \frac{\theta - \theta_{\min}}{\theta_{\max} - \theta_{\min}} H \right\rfloor \right)

W×HW \times H の画像に対して。これがうまく機能するのは、回転式LiDARが実質的に回転する1D センサーアレイであり、レンジ画像は単に順序のない点リストに平坦化される前のセンサー本来の2D構造を復元しているだけだからである。具体的には、64ビームのセンサーでは H=64H = 64 行となり、水平解像度は方位角ステップから決まる(0.2°0.2° の角度ステップであれば W=360/0.2=1800W = 360/0.2 = 1800 列となる)。

この表現が有用な理由

よくある落とし穴

SLAMにおける意義

レンジ画像は、LiDAR処理と、画像処理・CNNの成熟したツールボックスとの間の橋渡しである。LiDAR SLAMの一大分野 — SuMaの射影ICP、SuMa++のセマンティックフィルタリング、レンジビュー上で動作する学習済み記述子とループ閉じ込みネットワーク — がこれに依存している。ある手法が生の点群(LOAM、FAST-LIO2)上で動作するのか、レンジ画像(SuMa系)上で動作するのかを知ることは、その速度特性、ハードウェア要件、センサーに関する前提を多く物語る。

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